手法についての質問やDMが多いので、考えをまとめてみました。
人様に手法を語るほどのレベルにございませんが、軽く流す程度に読んでいただければ幸いです。
自分は独学手法で、書籍や勝っているトレーダーのブログをひたすら読んで勉強しました。
細かいポイントを上げたらキリがありませんが、最終的に全てを見ると言う答えに辿り着きました。
ちなみに専業トレーダーになりたての頃、テスタさんに質問して返ってきた回答が全てを見るでした。
(当時は濁しているのかなと思っていました)
株取引では、90%の人が現状維持もしくは負け越していると言われております。
少しでも他者より優位性がある取引に徹する事が、勝者の10%の枠に入れると思っているので、根拠がない売買で10%の枠に入れるとは到底思えません。
板だけで勝ち続ける強者もいますが、それも根拠があっての事です。
残念ながら自分は板だけでは勝ち続ける事ができないので、全てを見て少しでも勝率を高め、できる限り根拠あるトレードにこだわっています。
自分の全てが指すものは、指数、時間帯、チャート、板、歩み値、雰囲気などです。
時間軸
基本的に短期、中期、長期とありますが、自分は超短期のスキャルピングです。
どれが正解とかはなく、自分に合った性格の時間軸を選択すれば良いと思います。
証券会社
時間軸に合わせた、安い手数料の証券会社を選びます。
1日何度も取引する方は、松井証券がオススメです。
中期、長期目線で取引される方は、SBI証券がオススメです。
(SBIなら夜間取引(PTS)も可能です)
銘柄選択
日足が良い銘柄を複数のモニターに並べ、日足が悪くなったり動きが悪くなったりしたら入替しています。
値上がり率ランキング、Twitterなども活用して銘柄選択しています。
指数
モニターに日経先物、マザーズ指数を表示しています。
自分が考える指数の役目は、指数の雰囲気が悪い時は売買を控える程度です。
時間帯
基本的に動かない時間帯はあまりトレードしていません。
よく動く時間帯は、前場寄付、後場寄付。
チャート
日足、分足両方見ていて、分足は5分足を主に見ています。
気になるチャートがあったら板にその銘柄を表示させます。
板
気になるチャートを板に表示させたら、板状況によって売買をするかどうか最終判断をします。
歩み値
歩み値をよく見ていた時期もありましたが、最近はそこまで見ていないかもしれません。
基本的に歩み値は大口の動向を気にする時に見ています。
雰囲気
これは、上記全てを含めての雰囲気はもちろんの事ですが、トレードをし続けると説明しにくい雰囲気察知が身に着くような気がします。
たぶんこれは経験値だと思っているのですが、スポーツを体で覚えるのと同じようにトレードも似たような感覚があると思います。
全てを見る項目は以上ですが、上記以外にも細かく上げると、オシレーターや関連銘柄やセクター、ニュースなどいろいろあると思いますが、余りたくさんの情報を詰め込みすぎても逆にトレードの妨げとなる場合があります。
「てか、全てを見るってやっぱり濁している?」
自分もはじめは同じ事を思っていました。
ズバリどんなチャートになったら、どんな板になったら買いなのか教えてくれよって事ですよね?
まず、同じところでエントリーしても勝者と敗者はでてきますし、板の厚みや、新興銘柄、東証1部など銘柄によっても判断が変わってきます。
それから自分の具体的なエントリーポイントを書いたら敵が増えるだけで、何のメリットもないので具体的な発言をする人は少ないと思います。
そもそも100%勝てるエントリーポイントなんてありません。
自分は、そのエントリーポイントの勝率を1%でも上げる為に全てを見ています。
具体的な発言をする人は少ないと言った理由は、具体的に書いてある本が実際あったからです。
プロになるためのデイトレード入門 1巻 板読みと歩み値を極めてライントレードの精度をあげる編
クソ安いし、胡散臭い書籍だなぁと思いながら読んだら、どんな書籍よりも一番具体的に書いてある本だと思いました。
徹底攻略 板読みデイトレード 板読みスキャルピングと価格帯別出来高の極意
上の本と同じ人が書いた本です。
ただ、上記の本を読んでもメンタルが健全でないと意味がないので、メンタルについて過去に記事を書いているので暇だったら読んで下さい。