今年も確定申告しました。
「え?お前昨年負けてるから関係ねーじゃん!」
「いえいえ、負けていても確定申告する意味はあります。」
なんと株式投資で損失を出した場合は3年間分損失を繰越す事ができます。
どういう事かを簡単に説明すると、昨年100万円負けて、今年100万円勝ったとします。
単純計算すると100万勝った場合、20万円は税金として取られるはずなのですが、昨年100万円の損失を確定申告している場合は20万円の税金を取られないという事です。
ちなみに損失というのは口座残高だけで判断しない方が良いです。
少額しか負けてない場合、めんどくさくて確定申告されない方もいると思いますが、年間取引報告書を必ず確認された方が良いです。
口座残高だけ見ると少ししか負けていないはずなのですが、年間取引報告書を見ると、数字が全然違う場合が多いと思います。
これは、【譲渡の対価の額】と【取得費及び譲渡に要した費用の額】の差引金額から損失が求められるのですが、この数字は実際の口座残高となぜか一致しません。
自分もいまだにはっきりと説明できないのですが、これは同値で売った場合などに大きく関係あるらしのですが、実際に買った額と売った額の差額が明細上だとズレてしまうようです。
特に低位銘柄のロット大で同値撤退とかすると、手数料抜きで考えても取引報告書ではマイナス計上となる気がしました。
ですので、数年前は低位銘柄を嫌というほど取引していたので、自分はプラスの年も取引報告書を見るとマイナスの年とかありました。
自分の場合、今年プラスで終えたとしても税金は取られない予定です。
「俺は、特定口座の源泉徴収ありだから関係ねーや」
「いえいえ、特定口座の源泉徴収ありの場合でも、損失の繰り越しだけはご自分でする必要がございます。」
ちなみに今までe-Taxで確定申告してきましたが、住民基本台帳カードの電子証明書の有効期限が切れている事に気付かず今年は書面提出いたしました。
※電子証明書の有効期限はカードに記載されているものでない。
住民基本台帳カードは廃止になるらしいので今年中に、マイナンバーカードを取得する予定ですが、マイナンバードは申請してから1ヶ月ほど日数がかかるみたいです。
と、いろいろ確定申告についてお話しましたが間違っている情報があったら申し訳ありませんm(__)m
コメント
現物取引の場合、500円で100株買うと、代金的には
50000円なんだけど、手数料が仮に300円だと代金合計が50300円となり、平均単価が503円扱いとなります。なので、それを同値の500円で売っても年間取引報告書的にはマイナスになるんですよね。
まあ、これを利用すれば多少の税金対策にはなりますね。
さっきの例を低位株の場合に当てはめると、かなり税金対策になりますね。
10円10万株を10円の同値で売ると、手数料が発生する場合、取得単価が11円扱いになるので、10万の損となります。実際は手数料分だけ損してるのに、税金的には2万円儲かります。
あくまで、現物取引の場合だけですけど。
げいり~さん
コメントありがとうございます。手数料は口座残高に反映されていると思いますので、もちろん取引報告書にも反映されていると思いますが一番影響されるのはやっぱり同値なんですかね?
げいり~さん
あまり詳しく説明できませんでしたが、たぶんげいり~さんのご指摘の通りだと思います。実際は、10円での同値で撤退するとプラマイゼロのはずなんですが、たしか取引報告書だと11円扱いになってしまうんですよね・・・。手数料は口座残高に反映していますが、取得単価が1円ズレてしまうから結果的に税金対策になるようです。