昨年の12月末より、松井証券の1日信用取引のルールが少し変更となった。
手数料が安くなったりして気にするところはないと思われたが、1点気になるルール変更があった。
松井証券の1日信用取引ルール変更内容
約定金額100万円以上の取引は、金利・貸株料が0%になります
POINT 2
約定金額100万円未満の場合の金利・貸株料を1.8%(年利)に引き下げます
POINT 3
現引・現渡手数料が無料になります
POINT 4
取引手数料は引き続き約定代金に関わらず無料!
上記の内容を大きく宣伝していますが、返済期限超過時の決済手数料も大きく内容が変わっています。
2019年12月30日(月) 約定分(予定)より、一日信用取引における返済期限超過時の決済手数料を「約定代金×0.3%(最低手数料20円(税抜))」から「1注文あたり3,250円(税抜)」に変更します。
※約定代金30万円以上は3,450円(税抜)となります。
今後の1日信用取引での注意点
1注文あたり約4,000円取られるって事で、もし持ち超すなら現引しなさいって事です。
対策としては、大引け前に必ず決済する事と、ストップ安張り付かれた場合は現引する事です。
最大の注意点が、売り注文を出したまま大引けをむかえてしまう事です。
※大引け時点で返済注文を発注している建玉は、現引・現渡を行うことができません 。
大体ルールはお分かりいただけただろうか?
さらに、名証、福証、札証などのマイナー市場は、大引後に現引できないのでご注意下さい。
引成注文の不成はどうなる?
ただ1つ気になる事があったので松井証券に問い合わせをしてみました。
それは、大引時の引成注文である。
返済注文、返済買の引成注文が不成となった場合はどうなるのか?
松井証券に質問した内容と回答は以下の通りである。
画像の文字が小さいかもしれないので、文章に起こしてみました。
✅僕の質問
そこで質問ですが、返済売の引成注文で不成となった場合、15:30までに現引できますか? 」
✅松井証券の回答
一日信用取引の返済期日は、約定日当日です。
また、現引・現渡注文は15:30まで発注することが可能です。
ただし、大引け時点で返済注文を発注している建玉は、現引・現渡を行うことができません
例えば、東証の場合、15:00時点で返済注文が未約定の建玉を15:30までに現引することはできません。
未決済の建玉は、翌営業日にお客様の口座において当社の任意で該当建玉を決済します。任意決済は1注文当たり3,250円(税抜)の手数料がかかります。
よろしくお願い申し上げます。 」
松井証券顧客サポート
WEBサポート担当
要は、不成となった場合ペナルティが発生するという事です。
なお、同様に松井証券のスマホアプリの「株touch」から一日信用取引の注文を一括で取り消す事は可能かどうか聞いたところ、やはり不可との回答がありました。
この機能は、もしかしたらそんなに求めている人はいないかもしれないけど、いざという時の為に個人的には絶対に合ってほしい機能なんですよね。
てなわけで、間違って持越しとか許されないというか、アホらしい損失となります。
もうひけおつしようかな。
大引前チェック忘れずに。
☑建玉確認
☑注文照会— シンジ【デイトレーダー】 (@shinji_0511) January 29, 2020
こんな感じで大引前に注意喚起したりしてるので良かったらTwitterフォローして下さい(笑)
以上、松井証券の新ルールについてでした~
コメント
返済期限超過時の決済手数料変更知りませんでした。
教えてもらってありがとうございます。
プレカラS安で強制持ち越しとかいう技が使いにくくなりますね。(もちろん使ったことないですw)
toshiさん
そうですね。大口ならともかくショートは決済しないといけませんね。ちょっとやりにくいですよね。お役に立ててよかったです^^