ビキナーズラック??K君が1000万円儲けた話

僕はそんなに友達がいるわけじゃない。

20歳を過ぎてから、環境の変化で徐々に友達が減少していった。

その数少ない友達の中に唯一、僕と同じ元スロッターで、株に興味を持っているK君がいた。

友達で、株とかFXってやってる人ってなかなかいませんよね?

そういうトークをしたくても、誰ともできないんですよね。

だからブログ、Twitterは僕にとって大事な喋り場なんです(笑)

一方的に喋れますからね(笑)

話を戻しますが、K君はめっちゃ株に興味を持ってくれていた。

だから僕は、K君の気持ちが冷めないように株の魅力をたくさん語った。

僕は当時、兼業だったのでスイング投資がメインだった。

K君の時間軸もスイングとなった。

右も左も分からないK君なので、自分であまり銘柄を探そうとせず、基本的にK君は僕がお薦めした銘柄を買うスタイルだった。

例えば、当時セキュリティ関連銘柄がよく賑わっていたので、ラックを薦めたり・・・もうあまり詳しく覚えていないや。

とりあえず賑わってるセクターの、出遅れの銘柄をお薦めしていた。

お薦めした銘柄は、もちろん僕も買っている。

僕は相変わらずチキンなので、お薦めした銘柄なのに早売り。

でもK君は、僕の言う通りにすぐ買うくせに、売るタイミングは言う事を聞かなかった。

オチは、言う事を聞かないで正解だったんですけどね。

僕が売った後は、よく上がった。

K君:「え?もうシンジ売っちゃたの?もってないの?なんで売っちゃったの?だって熱いんでしょ?」

僕:「熱いからお薦めはしたワケだけど・・・」

詳しい会話の内容は覚えてないけど、他の銘柄でも同じような事が何度もあり、こんな話をK君とは何度もした。

K君の頭の中では、シンジは色々調べて見つけた銘柄を何でそんなに早く売ってしまうんだといった感じでした。

「教えてくれるのはありがたいけど、シンジはもったいない事をしてるよ」みたいな事を何も知らない初心者のK君に言われてるように感じた(笑)

僕が売って上がってしまうのが何度か続き、K君は儲かっていた。

K君はきっとこの時、僕の事アホだと思っていたと思う(笑)

僕の頭の中は、これがビギナーズラックてやつかと思っていた。

しかし、

そーんな上手い話も続くわけもなく、K君もついに株価が下がる苦しみを味わう。

僕の頭の中は、やっと負けたかと思っていた(笑)

こーんな日々がしばらく続く。

結局、K君の収支はマイナス・・・。

「そんなこの世界は甘くないんだよ」、「ちゃんと買うのも、売るのも理由がないとダメなんだ。」と僕はK君に何度も言っていた。

チャートも会社も何も調べようとも、勉強もしないで、僕の言った銘柄をタダ買うだけだから、少しは勉強しろよって思っていた。

K君に呆れてきた頃、ついにその時がやってくる。

K君:「シンジー!なんかお薦めない?」

僕:「(またかよ)うーんバイオ盛り上がってるねー。免疫生物研究所面白いかもね。」

K君:「シンジ持ってんの?もうそれ買った?」

僕:「買ってないよ。もう上がちゃってるから買う気しない。」

K君:「買ってみるわー」

僕:「損してもしらんぞ?ちゃんと損切はした方がいいからな?」

次の日、K君は本当に免疫生物研究所を買った。

しかもK君が買った日、免疫生物研究所はストップ高をつけた。

K君:「シンジーありがとー」

僕:「すげー!よかったねー!」

K君:「シンジも買えばいいのに」

僕:「いや、もう余計買う気しないわ」

次の日、またストップ高。

K君:「シンジーやべーよ」

僕:「まじかー。すごっ」

次の日、またまたストップ高。

K君:「シンジも買えよ!何で買わないの?まだまだ上がるよ!」

僕:「いやーそろそろおわりだろ。売った方がよくね?」

K君:「いや俺、悔しいから明日買い増しする」

僕:「え?何言ってんの?あぶねーよ?」

K君:「上がるでしょー。もっと買えばよかったって後悔してるんだ俺。」

次の日、またまたまたストップ高。

K君:「だから買った方がいいって言ったじゃん」

僕:「・・・」

K君:「含み益やばいんだけどww」

僕:「いや、まじすごすぎだわ。笑けてきたわ」

K君:「明日こそシンジ買えよ?」

僕:「いや、もう何言われても買いません。買えません。俺には無理です。」

次の日、またしても鬼畜のストップ高。

K君:「また買い増ししちったw」

僕:「は??あぶねーって」

K君:「シンジまじもったいねーって」

僕:「そこまでいくとストップ安とかの可能性も高いよ?」

K君:「だいじょうぶっしょー」

ここからK君劇場がはじまる。

何連続ストップ高をしたのか覚えていません。

何百万と膨らむK君の含み益を見て、途中から僕も興奮してきた。

なぜか僕もアドレナリンがすごい上がった。

僕:「いけーーーー!!ここまできたらどこまでもいけーー」

K君:「シンジまじ買ったほうがいいって」

僕:「まだ言うか(笑)もう無理だって。とりあえず応援する。こういうネジ外れた買い方できる奴がこの世界で大成功するんだ。K君は才能あるかも。まじすごいよ」

K君:「シンジなんか奢るよ!!」

僕もネジが外れてきて、K君がすごい人に見えてきてしまった。

一気に立場は逆転して、K君が株のプロみたいになった(笑)

K君の握力はめちゃくちゃ強く、途中買い増しもしてるので、K君の含み益もついに1000万円を超えた!!!

当時と単位も変わってきてるし、正確な記憶もありませんが、本当に免疫生物研究所は鬼畜な上げ方をしていました。

てか、バイオ全体がやばいくらい上がっていた。

あれこそ、本当のバイオ祭だった。

途中、揉んだりもしましたが、2011年に75円だった免疫生物研究所の株価は、4400円まで上昇するのであった。

K君は、1500万円の含み益を見て、最終的に+1000万円くらいで利益確定しました。

これが、僕が見た友達のビギナーズラックです。

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